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ゴールデンウィーク後半・5月3日(金・祝)、4日(土)に、東京スクエアガーデンの地下駅前広場で、親子で楽しめるキッズディスコイベント「京橋 CANDY DISCO -Golden Week Special-」が開催されました。
MCで登場したのは、絶滅危惧種のワオキツネザルに扮した、環境問題などをわかりやすく伝える環境系エンターテイナー・WoWキツネザルさん。
その見た目のインパクトに息をのむ子どもの姿もみられましたが、子どもたちの耳に配慮した音量でDJがはじまると一変。WoWキツネザルさんの軽快なトークと動きに笑顔が広がり、一緒にリズムよく身体を動かしはじめました。
大流行している曲が流れると、子どもたちはパワフルに動き、昔懐かしい曲が流れると、頭にハテナを浮かべながらも、ノリノリの親御さんと目を合わせながら一緒に踊っていました。
CANDY DISCOでは、子どもたちを飽きさせない選曲に加えて、親子で楽しみながら学べる体験コンテンツもラインナップされており、そのひとつが1日目に行われた、音楽とヨガを掛け合わせた「親子ヨガアクティビティ」です。
芝生の上にヨガマットを広げ、親子だからできる体勢に挑戦。普段なかなかとらない近距離での触れ合いに照れながらも、身も心も軽くなる時間を過ごしていました。
同じヨガプログラムでも2日目は、趣向の異なる「キッズヨガパーティー」を実施。「ヨガとはつながること」と話すヨガの先生の導きで、子どもたちは近くの子と名前を伝え合い、ハイタッチを繰り返していくのですが、初対面なので、最初は戸惑いが隠せません。
でも、先生が率先してハイタッチしていく様子をみて、すぐに子どもたち同士の壁は取っ払われていきました。プログラム名の通り、「キッズヨガパーティー」の完成です。
イベントの会場となった東京スクエアガーデンと京橋駅を結ぶ地下駅前広場は、比較的コンパクトな広場で、駅から来た人、駅へ向かう人が行き交う場所でもあります。
そのため行き交う人々は、100名以上の親子が集まる空間に興味を持たずにはいられません。
エスカレーターや飲食店のテラス席から、子どのたちのダンス姿や親御さんたちの盛り上がりを微笑ましく見ている人、立ち止まり一緒にリズムを刻んでいる人など、そうした観客の存在も、本イベントの一体感を作り出しているようでした。
ヨガプログラムの他にも、子どもたちからことばを引き出してつないでいく「わくわくラップ体験」や、心肺蘇生法を小さなころから身近に感じるための「CPRディスコ」でも子どもたちは全力投球です。
子どもたちらしい視点で次々と出てくるコメントに驚くばかりか、その素直さに親御さんや周りの観客は感心していました。
ことばでリズムをとる、テンポに合わせて動作をする、少し音楽のとらえ方を変えるだけで、音楽の楽しさ・面白さがどんどん広がっていきました。
一方で、MCのWoWキツネザルさんは、「どうぶつなぞなぞ」を開催。なぞなぞが映し出させるモニターを囲んで、子どもたちが大好きな動物たちのちょっとした雑学がクイズ形式で出題されました。
勢いよく手を挙げる子どもたちとのやりとりは、問題が進むごとにエネルギッシュに行われ、一種のアトラクションのようでした。
「環境問題」と聞くと難しく感じますが、子どもの質問力に焦点を当ててトークが展開されるため、今、地球で何が起きていて、動物たちはどう生きているのか、分かりやすく丁寧に、大人が聞いていても学びのある時間となりました。
子どもたちの注目を離さないMC・WoWキツネザルさんの魅力は、参加者全員を虜に。イベント中、絶え間なく音楽を響かせてくれたDJたちの普段見られないプロの技は、音楽の世界を広く感じる貴重な機会となりました。
参加者全員が一体となって、踊って、笑って、笑顔が弾けた2日間。
両日ともに夏日を迎えた本イベントでは、水分補給や小休憩をはさみながら、安全に楽しく、親子で音楽とダンスを満喫することができました。
イベントスタート時、MCのWoWキツネザルさんが、「今日は、日本で、いや、世界で一番ハッピーな空間を目指します!」と声高らかに宣言していた通り、多様なコンテンツと、子どもたちのパワーとの相乗効果で創り出された空間は、日本一、いや、世界一ハッピーな空間となったのではないでしょうか。
京橋 CANDY DISCO -Golden Week Special-
開催日程:5月3日(金・祝)・4日(土)
開催時間:11:00~15:00
会場:東京スクエアガーデン 地下駅前広場
※雨天時は1階貫通通路 屋根下にて実施
入場料:無料
主催:東京スクエアガーデン
企画制作:Afro&Co./株式会社POD